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Last update : 2004/06/09
MIDIデータの正しい聞き方
MIDIとは?
  MIDIとは「Musical Instruments Digital Interface」の略で、その名の通り、様々なデジタル音楽機器同士を 繋ぐ世界標準のインターフェースです。インターフェースとは・・・「繋げるもののこと」と言えば良いでしょうか。 私たちがいつも使用しているマウスなんかは、パソコンと人間を繋ぐインターフェースと言えます(意味違ったらごめんなさい)。
  もちろん、パソコンから、MIDI経由で他のデジタル音楽機器を制御する事も可能で、 こうした機器の事をDTM(Desk Top Music)音源とか言います。
  MIDIで転送されるデータは、CDのような「音」の波形では無く、「どの高さの音」を「どの長さ」で「どのくらいの強さ」で 鳴らすか、といった情報だけです。 そして、こうしたMIDIで扱うような情報をファイルとして保存したものが、 一般にMIDIファイルと呼ばれています。
MIDIファイルの正しい聞き方
  さて、MIDIファイルは「波形」では無く、音の「情報」を持っているだけなので、 ファイルサイズが小さいというメリットがあります。 ところが、例えば作曲したパソコンに繋がっていたDTM音源がA社の音源で、 再生した時に繋がっていたDTM音源がB社の音源だとしたら、どうでしょう? ここでは、何と違う音が出てしまいます(一応似たような音は出ますが、同じ音ではありません)。 何故か?MIDIファイルは「波形」データでは無いからです。 ピアノ演奏者がピアノで作曲した音楽を、オルガンで演奏した場合、当然「ピアノ」の音は 鳴りません。これと同じ原理です。鍵盤というインターフェイスは同じでも、 「音」は変ってくるのです。では、ピアノの「音」で鳴らすにはどうしたら良いでしょうか?? 答えは簡単、ピアノを持ってこれば良いんです(笑。
  というわけで、MIDIデータを正しく聞くには、そのMIDIデータを作成した時に 使用していた音源と同じ音源、もしくは「互換性」のある音源を使用して再生する必要が あるというわけです。MIDIデータをダウンロードする際には、「対応音源」を確認し、 自分が同じ音源、もしくは互換性のある音源を持っているか確認して下さい。
比較的普及しているDTM音源について
  まず触れておかなければいけないのが、「ソフトウェアシンセサイザー」です。 これは、DTM音源をコンピュータ上でシミュレートするものです。 ですが、このシミュレートには限界があり、本物のDTM音源と同じような結果が 得られないのが現実です。それなのに、大抵のパソコンには標準装備されています。 そのせいで、DTM音源が無くてもMIDIファイルを再生出来てしまい、 「MIDIファイル=なんか音楽が流れる」 みたいな勘違いが広まってしまいました。 そして、作曲者が意図した通りに聞いてくれない人(違う音源で再生する人)が続出し、 私がこうしたページを書いているわけです。
  さて、現在日本で普及しているDTM音源には ローランドのGS音源(GS規格)、ヤマハのXG音源(XG規格)というものがあります。
  で、GS音源というのは、大体以下の音源が有名です。
  • SC-55
  • SC-88
  • SC-88Pro
  • SC-8820
  • SC-8850
下の方の音源は、その上にある音源の上位互換です。 例えば、プレステ2はプレステ1のゲームが遊べるように、 SC-8850はSC-88やSC-88Proの「音」をそのまま持っています(誤差はありますが)。 音源の値段は多少高い気もしますが、中古ならばかなり安く売っている所もあります。 音楽をやってみたいのならば、買いましょう(笑

とは言いつつも、私も沢山の人に作った曲を聞いてもらいたいので、 MIDIデータだけでは無く、MP3という形式でも配布しています。 このMP3というのは「波形」データなので、DTM音源を持っていなくても、 作曲者が意図した通りの音が出るというわけです。 MP3については「MP3の正しい聞き方」ページを作りましたので、詳しくはそちらをどうぞ。
オススメの再生ソフト
MIDIデータは標準のマルチメディアプレイヤーでも再生出来ますが、 世の中には、すんばらしいフリーソフトがあります。

TMIDI Player
(ふみぃさん作)

是非一度お試しください。